ゆっくり目をとじて

気ままに記事を書きます。目をとじると 体から疲れがすーっと ほんのちょっとぬけてく。そんな感じのブログに。

【漫画レビュー】藤本タツキ 「ルックバック」 感想のログ

漫画アプリで冒頭だけ読めて、

それ読んだら続きが気になってしかたなかった。

 

レンタルショップ

たまたま単行本が目に入って気付いたらレンタルしてた。

 

 

面白かった。

 

2周目、じっくり読んでいくと

何がそんなに私をハマらせたのか要素が見えてきた。

 

感想を書き起こしたことなかったけど、

今回アウトプットしたら気持ちがスッキリしたので

記事にも残そうと思う。

▽▽▽

 

藤本タツキの描く表情が好き。
p3 嫌そうにしてるけど嬉しそうな顔
p7 驚愕の表情
p18 同級生にキモがられると言われたときの虚無感
p20 姉に小言言われたときのムスッとした顔
p34 やべぇって焦る顔
p38 京本の心から嬉しがってる表情
p69 覚悟を決めた京本の顔
p115 殴るシーン 怖いけど立ち向かってる感じがリアル

 


絵を2年間猛練習しているのを4ページに渡って ”背中” だけで描いているところ
本のコマも ”背”表紙という統一感
p45あたりも背中だけで応募漫画を制作している経過を描いている
p72,73 も背中だけのシーン(大人になってる)
p83で「背中」がキーワードだったことがわかる。漫画タイトルの意味も。

 


セリフがないのに気持ちの変化を伝わってくる演出
p23
p30
p43 雨のシーン
p88 遺影で制服を着ている京本。藤野と漫画を作ってきたことで学校に行くようになったのがわかる。
p132 「藤野ちゃんはなんで(漫画を)描いてるの?」に対して、明確な説明はないのに、きっと京本が熱心に読んでくれるのが嬉しくて漫画家に戻してくれた京本を喜ばせたくて描いているんだろうと、読者に考えさせてくれる。


p35 光と影を使った二人の立ち位置の演出
背中にサインしてもらうときに影から光の場所に出てきた(藤野が出した)
ラスト 再び立ち直って漫画を描きはじめるときも、背中だけ。


雨を使った演出
立ち去るきっかけになっている
濡れるのを気にせず嬉しい気持ちを全身で表現
雨により濡れたのに、体を拭いたり着替えたりするより前に机に向かって漫画を描き始めた
ものすごい創作意欲が伝わってくる
セリフがないのに雨を使ったことで、気持ちが大きく動いたことを表現できている


京本がかわいい
初対面のシーン、サインもらうところと「漫画の賞!?」って目キラキラさせるところ
p55 雪の中、藤野に引っ張ってもらってるところ(コンビニについてヘタってるのも👍)
p57 「おうち買えちゃうよ・・・」
p132~ ネーム読んでる表情


その他
p114 かっこよく蹴りをかましたあとに「いでぇ!?」ってコケる。
かっこいいだけじゃない演出が、現実味を出している。

 

△△△

 

今年のチェンソーマンのアニメも楽しみです✨